というか今(2020年11月初頭)唐突にHDDが異音まみれになり/bootの中身が死んで取って付けたようにOS再インしたけど今後すぐHDD換装するかもしれない、、のでそういうやつです。
(換装予定のSSDが今のHDDより容量が小さい上に既にHDDに回復不能が出てしまっているのでおそらくddで丸コピするわけにもちょっといかないんだなこれが……)
追記(11月8日):換装した上にWinとDebianの共存も完了。うちのWindowsDSP版だって書いてあるけどケースのライセンスキーで再インできた。起動して設定してたらブルスク出たけどまあ大丈夫でしょう……。
と思って書いたけど自分の入れたやつが最小構成かどうかがあんまり分からない。
とりあえずXサーバもデスクトップ環境も入ってないしネットも繋がってないし刺したUSBのマウントすらも自動でやらない感じなら最小構成だと思ってる。これでもれっきとしたコンピュータなんだよね、信じられないけど……。
Debian 10 Buster
X系
持ち越したほうがいい設定ファイル類
- /etc/apt/sources.list
- .bashrc
- .vimrc というかrcファイル全般
- .config/以下(これ地味にどうでもいいキャッシュとかも入ってるからメンドイよね…)
- /etc/fstab
- /etc/crontab
/homeをパーティション分けするとラクと前々から書いてたけど/etcとか/usrとかもXやaptの設定が入ってたりするので分けてるとラクだったかもしんない。
そもそも持ってくるisoってどれなん
https://www.debian.org/CD/http-ftp/ から Nonfree-Firmware版DVD用ハイブリッドISO の1を持ってくる。きた。1.4GBくらいある。無線を使わなければNonfree-Firmwareでなくてもいいかもしれない。
追記:CD(ネットワークインストール)版でネット接続をしないまま続けると最小構成のままになると判明。こっちのほうがすぐ終わるね。
ddコマンドでUSBに焼く。fdisk -l などで焼きたいUSBのデバイス名を調べておく。例として/dev/sdcの場合:
dd if=/path/to/iso.iso of=/dev/sdc status=progress
ちなみにfdisk -lした時にパーティションとして/dev/sdc1などと番号のある項目が出るが、それを指定してddしてしまうと再起動時にマザボからNot bootable diskと言われるので、番号抜きで/dev/sdcにすべし。
接続してもいいかもしれないけど
インターネット接続がOSインストール時にでき、追加パッケージなどをネット経由でインストールできるが、追加パッケージが何なのか分からないまま入れたくもないので敢えて未接続にしておく。
/etc/apt/sources.list
ネット接続がないままOSインストールをするとリポジトリの登録が全くないので登録する。
これ地味にめんどい(初期vimの挙動がいつもと違って使いづらい)のでsources.listをhome/とかにコピって退避しといたほうがいいかもしれない。
コメントアウトされたやつを解除してもセキュリティ関連しか入手できないので、日本サーバ
deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ buster main contrib non-free
を足す。
ネットワーク(無線)
ここからOS起動後の設定の話です。
そもそも:nonfree-firmwareでファームウェアのロードに失敗した
すでに同梱されたはずのnonfree-firmware版なのに、OSインストール時に「無線などを使うためにファームウェアをインストールするのでメディアを刺して選択してください」と言われ、いやそこに入ってるんだけども…と思いつつロードと接続をせずにOS導入を完遂してしまった。
OS起動後、インストールに使ったUSBを刺してマウントし移動、non-freeパッケージをgunzipで解凍して中からdebパッケージを選んでdpkgでインストールする。
# gunzip dists/buster/non-free/binary-amd64/package.gz# dpkg -i pool/non-free/f/firmware-nonfree/firmware-iwlwifi*
(ディレクトリの記憶が曖昧なので上のパスあんまり合ってないかもしれん)
wpa_supplicantをする
自分の過去記事にNetwork-managerパッケージを使用しない接続法があるのでこれを使う。
ほぼ丸コピなのでインターフェイス名とか変わったら詰みそう。
wpa.conf を好きな所に作成して次を書く:
ctrl_interface=/run/wpa_supplicantupdate_config=1ap_scan=1#↓ここに wpa_passphrase [ssid] [password] で出た内容を貼る↓# 例:network={ssid="アクセスポイント名"psk=長ったらしいコード}
/etc/network/interfaces に次を書き足す:
auto wlp2s0
iface wlp2s0 inet dhcp
wpa-conf [wpa.confを置いた場所]
無線カードの再起動(?):
# ifdown wlp2s0# ifup wlp2s0
システム再起動で無線が切れっぱなしの場合、/etc/network/interfaces(interfaces.d/) の中でeth0に関する記述をコメントアウトする。
wpa_supplicant(wpasupplicant)がない
泣いた(大嘘)
ド最小構成だと入らないらしい。
有線できるほどルータと近くないので仕方なくスマホのUSBテザリングでネット接続をする。
こっちは有線扱いになるらしく、dmesgやtty画面でのログにインターフェイス名がすぐ出る。(usb0からenp0s20f0u3に変更されましたと言われる)
/etc/network/interfaces に次を書き足す(機種によってIF名は違うかもしれない):
auto enp0s20f0u3iface enp0s20f0u3 inet dhcp
テザリングのインターフェイスの再起動とwpasupplicantのインストール:
# ifdown enp0s20f0u3
# ifup enp0s20f0u3
# apt install wpasupplicant
意外とスマホ側のデータ使用量が嵩むのでwpaを入れたらさっさと切断しよう。
rootでvisudoする
最小構成だとroot以外にSudo権限がなくてパッケージ導入で詰むのでSudoできるようにする。
rootでログインし、visudoを実行、
root ALL=(ALL:ALL) ALL (←デフォルトではこれだけ)自分のユーザ名 ALL=(ALL:ALL) ALL
とりあえずrootと同じ項目を自分のユーザ名で付け足す。
# usermod -G sudo [username] で自分をsudoグループに入れて..というのもやったけど何故か使えるようにならなかった。
Xのインストール
下に書いたシステム系パッケージをインストールしてstartxする。
ログファイルを開けませんと言われたらchownしたりchmodしたり.local/share以下の全部を削除したりする。
Vim-tinyをやめる
Neobundleが入らない?のでコンパクト版を消してフル版を入れる。
$ sudo apt remove vim-tiny vim-common$ sudo apt install vim
Neobundle系は元から.vim/にとっ散らかってたりgit/に転がってたりしているので再起動したら「インスコする?」と聞かれてYする。
入れるパッケージとか
ここらへんはごく個人的なメモ。入ってると思ったら入ってないやつが結構ある。
xserver-xorg xinit
i3-wm rofi conky dunst notify-send(libnotify-bin)
xinput
サウンド系
pulseaudio jackd jackd2 pulseaudio-module-jack alsa-tools alsa-utils
JACK2の接続は昔書いた記事の通りにする。
入力系
fcitx fcitx-mozc
ブラウジング
midori pepperflashplugin-nonfree
その他
rsync dropbox curlftpfs
pcmanfm lxterminal xterm guake xsel git
smartmontools
...(何かあったら書く)
メディア系
動画・音楽
mpv ffmpeg moc
画像
feh imagemagick scrot
テキスト
gedit
イラスト
mypaint krita rawtherapee structure-synth inkscape
chaoticaとazpainterはサイトから入手
ツール系
qrencode
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