2021年4月25日日曜日

最近ぜんぜん人を描いてない + 考え事

 つい前にMB3Dをさも楽しそうにやってる感じの記事書いたし、今日もひとつデキたし、ああいうジェネレティブアートって取り掛かりと出来上がりのコスパがかなり良いうえに上手いとか下手とかがあんまりないからやめる理由も特になくて、、、、、、というふうにやってると密かに危惧されるのが人を全く描かないことだったりする。

たまにサイトが崩落してないかのチェックがてらに自サイトの過去絵を見るんだけど、植物擬人化とかこれ本当に自分が描いたんですか? と思う。
二次創作ではない自分の中からの作り物のくせにあまりにもキラキラしすぎている。見た目もそうだけど要素というか「こんな純粋なもの作れたんだ…」みたいな。

ツイッターを半分やめていたりソシャゲをほぼしなくなったりという状態なので昔よりも人っぽいファンアートを描く機会がごっっそり減っていて、
そのうえ骸骨しか出ないゲームに心血注いでしまっているので、本当に自分の生身の半分以上が錆び腐ってるんじゃないかと危うい気持ちになっているのである。

じゃあなんか描きなよ!というツッコミを入れればいいだけの話なんだけど、じゃあ何描くんだよ……!!?!??!? になってしまうので想像力の枯渇って怖いですね。


そういう時はクロッキーとか模写とかの原点回帰をしながら想像力が帰ってくるのを待つのが往年の策だったりするんだけど、
最近の自分の時間の過ごし方があまり描きものの絵に割り振られてないみたいで……というか、なんかジッとしていられなくて、自分の行いに対して即刻反応が返ってきてほしいからゲームとかジェネレティブアートばっかりやってる、という体たらくで。
インスタントなものにほいほい釣られない僧侶のようなマインドが欲しい。

これはなんとなしに描いたグリマルシェのインちゃん

そういえば最近にちょいと頭の中に浮かぶ考え方なんですけど、
絵とかアート的なことで今まで絵仕事の応募に向けて…というビジネスというか誰かに従事するような気持ちがちょっと無くなっていて、
代わりに自分の作りたいものをきちんと出し続けて、好きだって言ってくれる人に見てもらう、みたいな独立的なムーブをしたほうがいいんじゃないか、などと思っていたりとか。
ゲーム開発でいえばプログラマ入社するかインディ開発者になるか、みたいなやつ。

まだ無名の無名なので何言ってもむなしいかもしんないけど、明らかに自分の作ってたいものって大衆向けじゃない気がする……って前も何かの記事でこぼしてたし、そもそも誰かの激かわなイラストとかを見てると「もうこの中には入れないな」ってなってたりして、
逆に激かわなイラストの中でも「こういう作風になったのって何がきっかけだったのかな」って見入っちゃったりとか。

要するにポピュラーであることよりもユニークであることのほうが自分にとって価値のあることらしくて、それならば自分はまずどっちになりたいんですかって問うてみれば、明らかに後者を取るわけで。
(ポピュラーなやつが何なのかは詳しく表せないけどユニークの対極にあって、それはそれで有力なものだと考えてくれると嬉しいな。)

だから人とか流行りとかに合わせていかなくていいから、代わりに地力ちゃんとつけて作品て呼べるものをしっかり作っていこうね、みたいな、
そういう小さい決意が頭の中に何度も何度も現れてきてて。


何度もこういうこと考えちゃうあたり、完全に絵描きをやめてゲームとかアートを楽しむ側の一般人になろうぜ!にができなくて、何が何でもアーティスト的な作る側のメンツを保っていたいんだな…ってちょいちょい呆れもしてる。

完璧にそのポピュラーとユニークの鞍替えをするのかというと断言できないんだけど、半々ずつやって割合調整しつつで見ていけたらいいなと思う。まずは模写をしながら。

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