本当に何もしていないのか
ことの発端はNFSをインストールしてみようというところから始まった……。ファイル共有はDropboxでやってましたが、容量的にこういう共有フォルダ作ったほうが色々便利なのでは?と思ってね。
で、NFSに関するパッケ〜ジを入れようと思ったらSystemdやPolicykitが何故かRemove対象に入り、ここでなんと「まあいっか」とYesを押してしまったのが運のツキ。
ネットが死んだ
NFSインストールの際にNetworkManagerもRemoveされてしまい、端末が「Sysvinitを入れるならSystemdをなんとかしてくれ」とエラー吐いて終わる頃に、繋げていた無線がプチーンと逝ってしまった。
ネット接続とかシステムの基本的なところは入れたもの任せだったので、こんなマネージャがあるなんて知らなかったわよ。
でもさすがにパッケージ1個消えただけでネット繋がらなくなったらOSとしてダメでしょうと思って(あと何か問題あるとすぐOS再インを決行する癖もやめようと思って)、wpa_supplicantとかをいじったら復帰した。めっちゃ喜びました。
でもさすがにパッケージ1個消えただけでネット繋がらなくなったらOSとしてダメでしょうと思って(あと何か問題あるとすぐOS再インを決行する癖もやめようと思って)、wpa_supplicantとかをいじったら復帰した。めっちゃ喜びました。
マウントできなくなってた
なんかヤベエなと思って、メインの作業データの保存場所にしてた外付けのHDDを抜いた。挿したらまた読み込めるだろうと挿してみたら、マウントの権限がありません的なダイアログが出て使えなくなってた。
Policykitは縁の下のなんとやらだったのだ……。
この時はまだ再起動してもギリギリ普通に起動してくれる。あと起動前に挿したメディアだったらマウントしてくれる。
これが分かってちょい経った頃に、実はPolicykitが破損状態で完全なremoveではなかったのが分かって、まあネットも繋がってることだしremoveからのinstallなりすれば復旧するだろうと思ってremoveして、そうしたらインストール時に依存関係でsystemd-sysvとか何かが要ると言われたんだけども、それの依存がsystemd215-17うんたらかんたらで、いつの間にかbackportリポジトリを導入していた僕のはsystemd230とかなんとかで…………ってことでPolicykitはアマゾンの奥地へと旅立ってしまったのであった…………………(?)。
たまにあるよね、こういう、依存の依存の依存の依存の依存がどうしようもないから、依存の依存の依存の依存と、依存の依存の依存と、依存の依存と、依存のパッケージがインストールできなくて、欲しいパッケージもインストールできませんみたいな。 なくない?
で、そうしたら今度はsystemctlの権限を失ってしまい、再起動やシャットダウンのコマンドが使用不可になった。手筈間違えたら脱出できないアレみたいな気分。
これが分かってちょい経った頃に、実はPolicykitが破損状態で完全なremoveではなかったのが分かって、まあネットも繋がってることだしremoveからのinstallなりすれば復旧するだろうと思ってremoveして、そうしたらインストール時に依存関係でsystemd-sysvとか何かが要ると言われたんだけども、それの依存がsystemd215-17うんたらかんたらで、いつの間にかbackportリポジトリを導入していた僕のはsystemd230とかなんとかで…………ってことでPolicykitはアマゾンの奥地へと旅立ってしまったのであった…………………(?)。
たまにあるよね、こういう、依存の依存の依存の依存の依存がどうしようもないから、依存の依存の依存の依存と、依存の依存の依存と、依存の依存と、依存のパッケージがインストールできなくて、欲しいパッケージもインストールできませんみたいな。 なくない?
で、そうしたら今度はsystemctlの権限を失ってしまい、再起動やシャットダウンのコマンドが使用不可になった。手筈間違えたら脱出できないアレみたいな気分。
死ぬ覚悟で
なんかもうこれダメなんちゃうかなと諦めの気持ちを持ちつつsystemd周辺のやつをremoveしたりなんかホニャホニャやって、それでもダメで、うーん、無理!wって思って電源長押しでダウンさせて再起動したら、案の定起動中にカーネルパニック起こして完全停止。
カーネルパニック初めて遭遇したんだけどSysrqキーとかも使えないのね。そりゃそうか。
もう失うものもない いや あるわ
熟練のハッカ〜ならこんな不調くらいレスキューディスクとか介して治せるのかもしれないけど、残念ながらDebianベース4年生にしてパッケージの手違いリムーブでシステムを壊すようなユーザーなので、奥の手でもあるOSの再インを決行しましたわよ。
まあせっかくなんだしDebian stretchにでもしようかなあと漠然と思って、USBのLive+nonfree版(データ救出とWifi接続でこのチョイス)を作って、まず最初に/home以外に置いてある設定とかテーマとかを、部外者扱いになってた外付けHDDを繋げてコピったりするんだけど、
接続すると変な音がする…………………。
キッ カチン カチン キキッ キッ カチン みたいな……。
dmesgはそれのセクター0とか24とかにIOエラーがあるって言ってるけどまあ…いいや。
おや? Debianのようすが……
ひと通りバックアップもしたし、インストーラ起動して、とりあえずDebian jessieで/として使ってたところとswapだけフォーマットして、/homeは使うけど初期化はしないようにした。home分割してると便利だな〜〜〜〜って後々になって実感した。オススメだよ。
だけど、
Windowsを認識しない!!
普通だったらパーティション分割だったかGRUBインストールの段階で「他にもオペレーティングシステムがあるけどDebianで上書きする?」って検知してくれるはずなんだけど、しない! 「これが唯一のオペレーティングシステムっぽいです」みたいなことを言う。 ちなみにWindows側のFast bootは切った。
でもGRUBのインストールはしないとダメだと思うので、まあWindowsを潰さないことを祈りながら、「デバイス(sdaうんたらかんたら)のホゲホゲにGRUBをインストールしますか?」についてはハイを選んでしまった。 確固たる意思を持って押せないのがフガイない限りですな。
で、USBを抜いて再起動すると「grub rescue >」
おめでとう!! Debian jessieはGrub rescueに退化した!!
ちなみにF11押して出したメニューだったらWindowsには飛べるんだけど、Debianを選ぶとGrub rescueが出るかコンソールのカーソル点滅から進まないかのどっちか。
前にもWindowsアップデートでGrub rescueが出たことがあったので、それの解決を見て調べた結果、特にnormal.modの場所も間違ってはいなかったんだけど、x86-64ア〜キテクチァなのにi386用のmodが入れられていて、もちろんそれを指定すると「アーキテクチャが違う」って言われて進捗ナシ。
Grubのインストールでアーキテクチャ間違えられるって何事…?
Jessieにしてみる
Jessieを入れた時のイメージファイルはどっかに行っちゃったけど、Liveでもない版を持ってきて同じくUSBに入れて同じパーティション設定でインストール。でもこの時でもやっぱりWindowsが検出されない。
で、終わって再起動してみたらまたgrub rescueのスタート。それもアーキテクチャの取り間違いで……。
でもそのインストールUSBを挿して起動すると、やたらキーの反応が鈍くて数回メニュー右往左往してるとフリーズするGRUB(しかもWindows boot managerがメニューにない)が起動したので、フリーズする前にサッとDebianの起動をさせてみた。
「RAMを初期化中…」とかの2行が出て、画面が暗転して、までは良いんだけど、暗転後にもう一回GRUBの画面が出て(しかも上端がいい感じにバグってグリッチしてる)、また暗転して、なんと、起動した。
たぶん起動ディスク的な役割を果たしたんだろうなあ。
ただ使用感が若干おかしい。動画再生やワークスペースの切り替えでチラつきがでかい。これでもいいかなあなんて思いながら自分のよく使ってるパッケジなんかを入れて普段使い仕様にしていったけど、やっぱりなんかが違う。
あとUSB挿さないと起動しないのは嫌だと思ってGRUBの再インストールをしようとしたら何かのエラー(すみません忘れました)で失敗。
あと今までのJessieで使っていたはずのlibinputがevdevに代わっていて(evdevが標準らしいんだが自分はいつlibinputにしたんだろう…)タブレットのカスタムができない。
あと今までのJessieで使っていたはずのlibinputがevdevに代わっていて(evdevが標準らしいんだが自分はいつlibinputにしたんだろう…)タブレットのカスタムができない。
もっかいStretchを入れる
初回と違って、もはやWindowsがありますともありませんとも言わずにGRUBをインストールしおった……。
でも普通に起動した!!! しかもWindowsもメニューにあった!!
だいたいこの段階に来るまでに1週間くらいかかってた。
どうしてこんなに引っかかったのかは謎でしかないけど、とにかく普通の状態に戻ってくれてよかった〜〜〜。
ちなみにこのインストール前にUEFIのインテルバーチャライゼーションなんとか(複数のOSを仮想化してうんたらしますみたいな)をオフにした。
ちなみにこのインストール前にUEFIのインテルバーチャライゼーションなんとか(複数のOSを仮想化してうんたらしますみたいな)をオフにした。
めでたし
/homeを別パーティションにして残すようにしていたので、今まで使っていたi3wmやAzPainterやその他もろもろの設定なんかはみんな前のものが引き継がれてる。 すげえ!
ただAzPainterのインストールで「出力に対応するセクションがありません」「ターゲット`AzPainter`のレシピで失敗しました」と出て進まないのが意外だった。コンパイラがStretchから変わったんだそうな。
最初の./configureを、 ./configure LDFLAGS=-no-pie としてやると、なんかいつもの出力とちょっと違うけどインストールされた。
あとjessieだとまともに検知されなかったディスプレイが、ちゃんと名前つきで検出されるようになった+ちゃんと無操作時にはHDMIの信号を切ってくれるなので、総括としてはStretchにしてよかった〜って感じ。
インストールに悶着ありすぎたのは僕がBIOSとUEFIが同一のものだと思ってて、なおかつGPTとかMBRとかの違いがまったく分かってなくて、っていうズタボロ具合が原因でしょうなあ。
そこらへんについてはパッと見「これ理解するのにあと5ヶ月くらいかかるわ」って思う内容だけど、デュアルブートよくやるタイプなので完全に避けるべきでないだろうし、理解が追いつきそうなときにキチンと調べておきたいッスね。
しかしNFSのインストール時に何であんな要件を見てもなおYesを押してしまったのか…………。
今はBackportじゃないと思うんで出来そうだったらインスコしましょうかね。
おわり。
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