2018年12月17日月曜日

絵柄についての一考と結果と自戒


自分を惹きつけて離さないものに対してはきちんと目を向けなくてはならない。歩み寄って手を取ってより良い時間を共に過ごすためにどうすればよいかを考え、実行し、そうして手をつないでいるうちに自分の良き一部になってくれる。


食品に対しては好き嫌いしないでってよく言われるけど、こういうアート的なものは好きなものじゃんじゃん摂って好きじゃないやつガン無視したほうがいいよね と思うんですよ。
ほら、好きだったら割りかし敬遠されがちなデッサンとか理論とか進んで取り入れようと思うでしょう。好きは苦悩を苦悩でなくするんですよ。


わりかし現代的な、ソシャゲにあるようなイラストにすごい惹かれはするんです(僕のdAのIllustrationコレクションを見てもらうと分かると思う)。でも、描いていて楽しいというか、描き方と出来上がった絵がどうにも自分を掴んで離さないという感覚がすごくあるのは冒頭にあるようなタイプ。

人間いくらでも変われると思ってるので、きっとライトな絵柄が描きづらくて苦手意識があるのにもきっと原因があって、いつか描き慣れて大好きになる頃が来るんだろうと思ってはいますよ。
だからといって既にある描きやすくて大好きな絵柄をナイガシロにしてたらダメなんですよ。せっかくの誰かからの贈り物で、可能性の種で、自分を最も突き動かしてくれるやつを無視してたら絶対失速して枯れていって一文無しになっちゃうんですよ。


ぼくは自己分析が好きでつい自分の気持ちが何に由来しているかとかを考えがちで、逆に由来の分からない気持ちを不明なものとして優先したがらないところがあって、それで恋みたいに理由もなくボンヤリ目で追っちゃう曖昧な「好き」を追おうとしなくて、逆に理由のついた「必要性」「自分にはないもの」とかを追っかけて絵柄改変とか頑張ったりしてたんです。

そういうのは息抜きというか、たまにやる無酸素運動程度の頻度で追っかけたほうが、気持ちを締めすぎずでいいと思う……というか思った。

トレンドじゃないかもしれないし、ひとウケも悪いかもしれないし、確固たる理由もないけど、好きなものは好き。というのをもっと大事にしなくちゃいけない。理由がなければ行動してはいけないという決まりもないわけだし。
いつも一辺倒に考え倒してしまうタイプなので、いろんなところを時として理由もなくフラフラしながら生きるように心がけたいです。

1年弱で絵に気付かされた、絵に関する、そんな話でございました。

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