2017年9月19日火曜日

Debianでマイク入力量を上げるといきなりブチ切れる話

ヘッドホンとかについてるマイクが貧弱だったので、アマゾンでエレコムのクリップマイクを購入しました。去年くらいにね。

喋っても夜だし、マイクブーストかけて小声でやりたいので入力量を上げるんですけど、どうにもこのうずまきちゃんは入力量を39%以上にするとブチ切れて何も受け付けなくなってしまうんですよ。 コツコツ叩きながら音量を見てると、39%以上になるとブツッって音の後にコツコツ音すら無反応になります。
認識が切れてしまうのかは確認してなかったんで不明です。スミマセン。

で、どうギリギリまで上げても聞き取れる量で音声が録れないので、まずこの39%問題から解決しようぜということになりました。

そもそも音量設定に使ってるやつ

  • Pavucontrol(ランチャ作っておくと便利ですよ)
  • Mateパネルアプレットの音量調整のやつ
音声関係はサッパリなのでALSAとPulseaudioらしいという所しか知りません。 「全部同じじゃないですか?」

なんか変だと思ってたこと

ハードウェアの入力量(Masterって言うのかな?)とソフトウェアの入力量があって、片方を上げ下げすると釣られてどっちも上下してしまうところ。それで片方が39%とか49%とかに突入するといきなりブチ切れたりする。
そしてブチ切れると他ソフトも道連れになってしまい、たとえばSkypeとAudacityの録音があったとして、Skypeのために調整しててブチ切れたらAudacityもダメになってしまうとか。
これどう見てもハードウェア入力の方が悪いんであって、ソフトウェア入力は悪くないんですよね。 ね?

対処

サウンドサーバーの関係なんて露ほども知らないのでトラブルを撃ち落としてくしかない点は何とも歯がゆいですね〜。

Arch WikiのPulseaudioのトラブルシューティング:Master ボリュームを調整するとアプリケーションごとのボリュームが変化する で、とりあえず「ハードとソフトが釣られて上下する問題」を解決できます。
/etc/pulse/daemon.conf のファイルで、
flat-volumes = yes を flat-volulmes = no に変えます。
それから$ pulseaudio -k & pulseaudio --start でpulseの再起動です。

これで治る気もしてるんですが、確認する間もないまま次に行ってしまったので次も一応書いておきます。上ので治ってたらもういいんじゃないでしょうか。

同じページ内の:音量の自動変更によってマイクの音がおかしくなる で、ブースト関係の設定をいじります。
/usr/share/pulseaudio/alsa-mixer/paths/analog-input-internal-mic.conf/usr/share/pulseaudio/alsa-mixer/paths/analog-input-mic.conf の中で、
[Element Internal Mic Boost] [Element Int Mic Boost] [Element Mic Boost] の各セクション内にある volume = merge となっている部分を、volume = zero にします。 Boostのついたセクションだけなのをお間違えなく。

これでまた$ pulseaudio -k & pulseaudio --start でpulseの再起動をします。



これで両方を最大にしてもブチ切れなくなりました。 やったね!
しかし、コレでもSkypeのテストサービスの確認が小さいのは、自分の声が小さいのかマイクの感度そのものが悪いのか・・・。 場所が遠いだけ?

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