2021年2月12日金曜日

最近つよい執念を込めてキャラ絵を描いたことがない

肌や各所の色を塗るのに生きて見えるようにとか、実在する感が出るようにとか、絵そのものを生きもの的な存在にならしめる描き方をしてないというか……。

ここは肌だから肌色、影がついてるから暗い色、反射、目はこの色、服はこう……みたいな、
どこにでもあって、たまたま自分の理想とそっくりのマネキンを拾ってきて服だけ着せたような、そういう生きもの感とは程遠いものばかりになったと思う。

リアルっぽさとか絵としての綺麗さはそれなりに探してきたつもりなのだけど、それは綺麗な作り物を作るテクでしかないわけで、「そのキャラクターらしさ」を全く表現しようとしてなくて、想像の中で近づいて触ることができるかどうか?と問うてみると、できない。

全ての絵にそんな熱量使ってたらくたびれてしまうだろうけど、あまりにもサボりすぎたというか、ガワの綺麗さばっかり探して執念でものを描くことを忘れてしまっていた。

……というのを、この絵を描いて、描き終わって寝て起きた後ぐらいに、気づいた。

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