火曜日, 11月 05, 2019

ミニマルとクリエイティブ


子どもの時から手芸が好きで、とりわけ縫い小物なら今も廃れずたまにやったりするんだけど、そんな事をしているとちょっと身の回りで欲しいものが出来ると買うよりも作ることの方が先に浮かぶようになってしまった。

で、これが欲しいからと思って形を描きだしてみたり作る工程メモったりする時、「そういえばこれ作らなくてもアレ(持ってるけど使ってない物)を使えばいいのでは?」という感じで、ミニマリストのごとく作ったり買ったりして人生のインベントリを埋めることを回避しようとしている事に気がついた。


確かにその通りで、それに自分も「持ってるものをボロボロになるまで使う」ことに対して憧れみたいなのがある。だからこそ今あるものを使えばという考えが出てくるのかもしれない。

でも自分の中で作ろうと思った火付け役たるものって「欲しい」以外にも「作りたい」があるみたいで、
そうなると作りたい自分と作らず今ある物を使いたいし部屋を物で埋めたくないという自分がとても競合しないわけがない。

まあその競合でどちらが勝ったかなんて写真の通りなんだけど、理由は作るのが好きで……というのも頭の中で組み立てたりそれが現物になって現れる瞬間、そういうのが好きだから。
たまに本当に自分の求めるスペック(ポケットがいくつ欲しいかとか)が既製品には無かったりするし、あと単純に作ったものを持ち歩きたいとか人と同じものは嫌だとかいうのもある。
あと、もうちょっと作るの上手くなりたいなというのもある。

既製品を買ったほうが安いし時間も手間もかからないし作りも良いしで良いこと尽くめで、実際のところ気に入った品に出会えたらそれはそれで愛着のある物になったりするんだけどね。


何となく買う選択をすると作る機会を失ってしまうような気がして、今後ともこの欲しい気持ちを買うことだけで済ませるようになってしまったら自分から何かが抜け落ちていくんじゃないかと思って作る事を選んだ。

今もハギレみたいな使ってない布がたくさんあるんだけど、それが何にもならず部屋のどっかで眠ってる理由っていうのは「作っても使えない」があるから何にも着手しなかっただけで、「作ることが好きだ」という気持ちさえ大事にしていれば練習用なり何なりとして作るだけ作ってあとはどうにでもなるはずなんだよね。

ちなみに今のところは鞄を作るのが一番好きで、作った後に適当に物を詰めて担ぎ心地なんかを確かめる瞬間が「おぉ……いいね……うん…………」ってなるから好き。
マチの幅とか大きさとかポケットの数とかを考えてメモする時間には謎の魅力や引力があって、一度火が点くとギュッとそれを考えることに集中できる。

それくらい適性みたいなものがある事を無駄にするのはすごい勿体ないと思うし。
でも実際のところ、すぐ捨てられるほど下手でも誰かに渡せるほど上手くもないスキルの時に作った物って処遇に困っちゃうよね。

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