土曜日, 1月 26, 2019

物もひとつの種族

アニミズムもほどほどにしろという感じだけど、物(道具)もひとつの生き物なのではないかと最近思った。

生物と同じく、世代を超えていくごとに新しい機能がついたり無駄のないカタチになったりしてるなあと思った。

それに多くの人が使うという理由で、同じ個体がいくつも作られて増えていくし、環境に最も適した(使われやすい特徴のある)種は大量生産という名でポコポコ増えていく。
その中で不良品だったり使い手が粗暴すぎたり何なりで道具として長らく生きられない個体もいるわけだけど、自身の出来不出来や運の巡りの悪さで生きられないというのは生物も一緒なように見える。

増え方は生物とは違って、分裂や子作り的なことは全くできないのだけど、すごく誰かの役に立つから「これを失わせるわけにはいかない」と「思い込ませる/依存させる」ことで他者に自身を増やさせているような、さながら宇宙人や寄生系クリーチャーみたいな増え方をしてる。

その上、増えたら増えたでその生物を裏切るように滅ぼすようなことだってある。例えば兵器とか。

物がどういう目的や使命を持って生まれ、どのタイミングで死とするかは作る側や使う側に委ねられ、
元々の形がどんなに崩壊していても別の使いみちがあればそれとして転生して生きられるし、誰にも必要とされておらず燃やされて灰になっちゃったらその命としてはもうおしまい。その灰が畑に撒かれる中和剤になるのであればそれという使命を持って生まれ変わる。
そうすると過去の種族の輪からは外れ、別の種族の輪に入ってもう一度人生(物生?)を再開する。

別に使われなくとも、見て触る程度であっても「これを失わせるわけにはいかない」と持ち主に思わせ、あわよくば仲間を増やしてもらえれば勝ち。
物というのはそういう生き方をしてる生き物なのではないかな?

……と思いながらカッターで鉛筆を削るんです。
削って小さくなるほど必要とされなくなっていくのにも関わらず、カッターが鉛筆を削らなければ鉛筆は筆記具としての役目を果たせないんですよ。

こういうごちゃごちゃな関係があるのを見ると、世界って良く出来てるナァと思いますね。

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